結納金入れ方(和紙の袋のタイプ)
結納金を入れる入れ物は、いろんなタイプがありますが、略式結納などは和紙で折った袋の物が多い。ただ関西式の結納セットなどは嵩の大きいものでも袋のタイプを使うことが多いので必ずしも袋のタイプは略式とは言い切れませんが、いずれにしても柔らかい和紙で折られた袋のタイプの場合、掛かっている水引を外してしまうと今度は水引をはめるのが大変だったりします。うまくきれいに入れるにはちょっとしたコツがあります。そのコツを詳しく図解で説明してみます。
中包みの入れ方
まずは中包みと呼ばれるお金を直接包み込む中封筒に現金を入れます。半紙などに包んだりせず直接入れます。人物の顔が上に来るように入れます。
お金を入れたら、中包みを裏向け、右端の部分を厚みに合わせて織り込みます。このときお金の厚みがあるため多少折りにくいとは思いますがお金の位置などを調整して入れます。
外包みへの入れ方
(1)袋を裏返します(裏返さなくても出来ますがこの方がやりやすいと思います)水引きは外さず和紙のみ下に引き抜くような感じで外します。水引きは外さないで下さい。後ではめるのが大変です。
(2)中包み(結納金の金額が記載された中袋)を裏返して和紙と和紙の間の丁度袋状になった部分に入れます。
(3)【外袋の裏側】元通り水引の間に和紙を通して出来上がりです。
- 御祝い金や香典などを包む場合も全く同じ要領
注意する点
- お祝い用は下から「受ける」仏事用は上から下に「流す」と覚えてください。袋の裏側はお祝いと・仏事では反対になります。
- 結納金と酒肴料の二つの中包みがある場合、重ねてひとつの外袋に入れることとなります。その場合、結納金を上にします。
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この記事を監修してくれた人
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結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。
時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。
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