ちょっと差が付く、結納での風呂敷の包み方

結納での風呂敷の包み方

ところで、結納飾りを持参するのに,あなたはどんなふうにして持ち運びをしますか?

「紙袋かなんかでいいんじゃない」「鞄の中に直接入れていこうかな」・・もちろんそれも一つの方法には違いありませんが、誠意の気持ちを込めて持参するのが結納。普段とはちょっと違う特別なもの。だとしたらもう少しだけ丁寧な方法で持参されてはいかがでしょうか。

日本には、こんな特別な時にこそ使うべき素晴らしい万能の布があります。それが「風呂敷」です。

でも風呂敷って聞くと「古臭い」「ダッセー」という声も聞こえてきそうですが、まあそう言わず風呂敷のこともう少し知ってやってください。

特に包み方。実はこれがきちんとできるかどうかで、女性側の印象が全然違ってきます。結納は言ってみれば試験の本番みたいなもの、女性側の厳しいチェックの目が光っている。

たかが風呂敷でそこまで?

たかが風呂敷と侮るなかれ、きちんとそつなく包めたら女性側からは「常識があってしっかりとしてる」と、好印象を持たれることはまちがいない。

だったら、この際きっちりと風呂敷の包み方を覚えましょう。ポイントさえ押さえれば決して難しくないですし、そんな絶大な効果があるのなら覚えない手はないと思います。

しっかりとお教えいたしますので、覚えてくださいね。では参ります。まずはほんのちょっとした予備知識から

風呂敷には2種類ある。

  1. 家紋入りのもの

    家紋や写真のような寿の文字が一か所入ったもので、通常は対角線の端に入っています。ネームなどが入っている場合、家紋とは逆の対角にあります。

    家紋入り風呂敷

  2. 無地のもの

    まったく無地のものか、全体に柄が入っているものなども、家紋入りではないという意味で同じに分類しています。

    無地の風呂敷

まずは手元にある風呂敷がどちらなのかチェックしてみましょう。お手元の風呂敷がどちらのタイプかが分かったら、早速包み方を見ていきましょう。

包み方は2種類

  1. 結ばず掛ける

    この方法は“結ぶ”というよりもどちらかと言えば“掛ける”という感覚、比較的コンパクトで小さい箱を包むのに適しています。もちろん大きな箱を包む場合でもOK。

    ポイント
    家紋入りの風呂敷はこの包み方で包んでください。2の結ぶ方法だと家紋が隠れてしまいます。”端を中へ入れ込む”というところをいかにきれいにできるか。

    風呂敷の包み方(結ばず掛ける)

  2. 一箇所だけ結ぶ

    この方法は中央部分で一箇所だけ“結ぶ”方法です。どちらかと言えば比較的大きな箱を包むのに適しています。もちろん小さな箱を包む場合でもOK。ただし結び目があるからといってそこを持つのはタブー

    ポイント
    やはりこちらも”端を中へ入れ込む”のをいかにきれいにできるかと、家紋入りのタイプでもこの方法でという場合、家紋が可能な限り見える位置にずらすこと。

    風呂敷の包み方(一箇所結ぶ)

よくある質問

Q:結納で使う風呂敷の色は?

「紺色」が「エンジ」辺りのお色が定番の色とされてきましたが、最近では藤色・レンガ色・カラシ色などのお色も使っていただいてもOKです。略式でできるだけ結納らしくないようにとの考えから、風呂敷のお色もややポップなものを利用されることがあります。無地のものが無難かもしれません。

Q:結納の風呂敷は持ち帰るものでしょうか

本来は風呂敷は自分の手持ちの風呂敷を使い、埃がかぶったり汚れたりしないように丁寧に持参するために使うものですから、持ち帰るのが正式です。

ただ”持ち帰る”、帰る・返すは縁起が良くないというお考えの方もあり、そういったお考えの場合は包んでいった風呂敷はそのまま置いてくる、持ち帰らないというケースもあります。この場合新しい風呂敷を購入して風呂敷もプレゼントするという事が多いようです。また男性側から「こちらの風呂敷もどうぞお使いください」と一言掛けて頂くと女性側にも親切かもしれません。

どちらが良いかはそれぞれの考え方次第です。

Q:結納の風呂敷は返すものでしょうか

上の質問で女性側の立場からの質問という事になりますが、本来は風呂敷は相手様の持ち物ですのでお返しするというのが礼儀になります。たとえば家紋入りの風呂敷などの場合は、相手様の家紋が入っていますので当然ながらお返しします。

無地のものや寿とだけ入ったものの場合は返すべきかどうか悩むところですが、基本お返しするという姿勢で良いでしょう。

ただし相手様より「どうぞ風呂敷もそのままお納めください」とお声がかかった場合などは、風呂敷ごともらっておいても良いでしょう。

Q:結納の風呂敷は柄物でも良いのでしょうか?

従来よく使われていた風呂敷は「唐草」「桐唐草」といったお祝い事定番の柄入りのものを使っていましたが、最近では「唐草」「桐唐草」といった柄のものはおしゃれとは言いがたいためあまり使われなくなりました。

その他の柄のものも、柄によっては結納に向いていないものもあるため、選択が難しいと思います。

無地のものを使うのが無難だと思います。もしくはおめでたい席ですので「寿」と一文字入ったものを使うのもよいでしょう。

より丁寧にという事なら「家紋入」使うのが良いですが、別染で別に誂ることになるため、金額的には少し割高となります。

Q:結納金を包むのは風呂敷ではなく「ふくさ」でしょうか?

風呂敷とふくさは似て非なるもの。ざっくりと説明するなら物が包めるぐらいの”大きいもの”を「風呂敷」結納金などの袋が包める”小さいもの”ものを「ふくさ」と呼んでいます。ですから結納金を包むのは「ふくさ」で正解です。

但し風呂敷とふくさの区別は若干曖昧・・ふくさのことを小さめの風呂敷と呼んでも間違いではないです。ただ反対に大き目の風呂敷のことをふくさとは呼ばない。

こちらのページでふくさ(風呂敷)の包み方の説明をしています。おもに結納金だけ渡す場合の参考になるかもしれません。

結納金の袋や箱だけを手渡しでお渡しする方法を徹底解説。動画での解説もあり。また風呂敷の包み方もイラストでわかりやすく説明しています。さらにご不明な点はフリーダイヤル0120-22-7637にお電話ください。しっかりとサポートいたします。

またこちらのサイトではふくさと風呂敷の区別について説明をしています。

ふくさと風呂敷の違いとは?

まとめ

風呂敷の包み方いかがでしたか?「なーんだ、そんなこと知ってるよ」という方もあるかもしれませんが、意外と知ってるようで知らない方が多いのも事実。

家紋入りも無地もどちらの方法で包んでも間違いではありませんが、特に結納の場合は、帰りに女性側がお持ち帰り頂くことを考えると、2の”一箇所だけ結ぶ”方法の場合、ほどいた時に風呂敷がしわくちゃになってしまうので、私的にはどのタイプの風呂敷も”結ばずに包む方法”をおすすめしたいところです。

結納全般についてご質問がございましたら何なりとお尋ねください。
結納のプロとして最適なアドバイスを差し上げたいと思っています。

9:00~18:00(木曜除く)
<電話料 無料>0120-22-7637

この記事を監修してくれた人

小林 憲司
小林 憲司結納ドットコム
結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。

時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。

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