目録は必要ですか?

目録は必要ですか?との質問を頂きました。実はこれ昔から結構頂く質問。
本来は結納品の中には必ず目録があるものでしたが最近では結納自体、略式でされる方も多く、「略式なのでそこまでいらないかな」とお考えの方が多いのは事実です。
関東などでは目録そのものが品数の一品となっている場合もありますが、関東でも略式となれば、熨斗、結納金、末広の3品。
この三品目であれば、関東も関西も関係なくほぼ全国共通の形。目録を品数に入れる云々という話でもないという事になります。
目録とは、何があるかを書き記した明細書のようなもの、後で明細として書面になって残るものになりますので、それが必要と考えるかどうか、で目録が必要かどうかを決めるということかと思います。
最近のお客様の傾向から以下の2つ場合は目録を付けられることを強くお勧めいたします。
やや本式寄りの位置づけの場合
略式でも比較的ボリュームのある写真の「賑」5点飾りなどの場合は、略式ではあるのですが、結構ボリュームもあり、略式の中でも、少し丁寧にしたいという考えや、立ち位置としてやや本式寄りの位置づけのため、結構な確率で目録をプラスされる方が多いです。
間が持てないのではとお考えの場合
間が持てないとはどういうことかと言えば
例えば略式結納で目録がない場合、挨拶のみすることになるかと思うのですが、挨拶の後何のアクションもないため間が持てない、という意見があります。
挨拶の後「目録でございますお受け取りください」と目録を差し出すというアクションがあるだけで、それなりに様になり格好がつく形になると思います。
最終的には目録を付けるかどうかは、男性側の考え方次第できめることになりますが、
目録は台付きの簡略なものなら3500円程度ですので、せっかくやるなら中途半端に目録がないよりも、きちんと目録まで付けるのが後から後悔がないかもしれませんね。
結納全般についてご質問がございましたら何なりとお尋ねください。
結納のプロとして最適なアドバイスを差し上げたいと思っています。

この記事を監修してくれた人

小林 憲司
小林 憲司結納ドットコム
結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。

時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。

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