男性側は関東、女性側が関西、結納飾りはどちらに合わせればいいの?

関東式の結納飾りと言えば、5品・7品・9品と品数の違いこそあれ、コンパクトに一台に乗った飾りが特徴。良くいただく意見として

「男性側は関東、女性側が関西、結納飾りはどちらに合わせればいいの?」

というもの。結納は基本男性側の気持ちを形に表したものなので男性側の地方のやり方で進めて頂けばOKです。つまり上の質問で言えば”関東式で”という事になりますが、やはり結納は相手のある事、相手に納得いただきなおかつ喜んでいただいてこそ、より意味のある結納になるのは間違いない。

結果「関東式に少し関西ティストをプラスしたい」というお考えの方が非常に多い。

例えばこちらの「雅」というお飾り、松竹梅鶴亀などの水引飾りは平面的でいわゆる関東風。しかし、台数は1台ではなく3台に乗っており、しかもそれぞれがそこそこのボリュームがあり松竹梅鶴亀の水引飾りも一応個別になっていて関西ティストも感じられる。目録も縦長の関東式ではなく正方形の関西式。ちょうど関東式と関西式の中間タイプとも言える形。また品数もするめ・こんぶや目録なども付いていて小ぶりでも品数の妥協はない。

男性が関東、女性が関西という方でこちらをご用命の方が非常に多いことからも、ちょうど的を得た結納飾りなんだと思います。これにさらに高砂人形をプラスしたりすればより関西式っぽくなります。

関西式のもうひとつの特徴として水引飾りが関東式の平面的なものに比べて立体的になっている点。こちらの「桜」というお飾り、こちらもベース部分だけを見ればプレーンな紅白の関東式。それに立体的な松竹梅をプラスしていることでやや関西つぽい雰囲気が感じられるお飾りになっています。ただこちらの場合は品数が5品とやや略式でまた目録なども付いていないため、よりきちんとした形でとなると「雅」の方が良いかもしれません。

この記事を監修してくれた人

小林 憲司
小林 憲司結納ドットコム
結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。

時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。

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