略式結納の品数を変えずに豪華にする方法

略式結納は、結納金をメインに熨斗(のし)と末広(すえひろ)をプラスした3品の形が基本ですが、この基本の3品を変えずに少し豪華にグレードアップする方法としては、松竹梅鶴亀の水引飾りを少し大きめのものに変える方法がおすすめです。

例えばこちらの結納飾りですが元々のものでも略式としてはそこそこのボリュームがありますが、松竹梅鶴亀の水引飾りを大き目のものに変更します。

飾りが大きくなれば当然下の台もそれが乗るように大きくしないと乗りませんので大きくします。大きめに変更した水引飾りは割と個性あるタイプ、放射状に伸びた束の水引の辺りはうまく処理すれば指輪飾りなども乗せるスペースが作れたりします。しかし指輪なども豪華に別の台に乗せるべく、左側に指輪専用の飾り台を置いています。右の台とのバランスを考え少し大きめの台と指輪飾りも少し大きくしています。これだと例えば記念品がネックレスのような大きなものであっても置くこともできます。さらに目録といういわば明細のようなものをプラスして台数としても3台の奇数となり。いいかもです。

ここまですれば略式とは言え中々のボリュームとなりました。関西のしきたりを重んじる地域への持参ならば、手前の目録を広蓋というお盆で差し出せば、文句のない形となります。

この記事を監修してくれた人

小林 憲司
小林 憲司結納ドットコム
結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。

時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。

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