100万円程度までの結納金を包まれることが多い中、場合によっては結納金300万円や500万円といった場合もあります。特に婿養子様の場合、結納金や御支度金として300万や500万ということが割とあり、中には800万や1000万という方もあります。
さてこのように結納金の金額が多い場合はどんな入れ物に入れたらよいのでしょうか?一般に結納金の入れ物としては、和紙で折った袋のタイプを使用することが多いのですが、金額が多い場合は袋のタイプでは正直なところ厳しい。
こちらの金封のように縦25×横17cmと大きめの袋ならば300万位までなら入らないこともないものもありますが、できれば深さがある箱のタイプがよりベターかも。
300万のお札で約3cmの厚さがありますので、中包みの厚みも含めると箱の厚みとしては4cm位は欲しいところです。こちらの引き出し式の箱は深さ4cmと300万を入れるにも申し分ない上、桐箱を使っているため、高額を包むのに見合ったそれなりの形が整えれると思います。防虫、防カビ、また火や水に強く、耐久性も高い優れた性質を持つ桐。これは最強の結納箱かもしれない・・
さらには新しい風呂敷で包んで持参されれば完璧です。最近は、風呂敷は持ち帰ったりする事を嫌う方が多いので、そのまま差し上げてしまうことをお勧めします。”帰る”や”返す”といった忌み嫌うことはできれば避けるということです。
また、ちょっと上質の正絹ちりめんの風呂敷であれば、相手様にとっても良いプレゼントの品となり、大変喜ばれています。
一般には冠婚葬祭に使える「紫」のご注文が圧倒的に多いですが、例え結納金だけでも華やかにしたいという場合は「エンジ」の風呂敷を組み合わせても良いかもしれませんね。
↑ こちらのページの中でも説明しています。
Q:結納金200万円の場合は袋、それとも箱?
結納金200万の場合、300万に比べて100万も少ないのだからわざわざ桐箱にしなくてもと思われるかもしれませんが、圧倒的に桐箱にされる方が多いように思います。上のお写真の300万対応の箱にゆったりと200万入れるというのもありですし、3cm程ともう少し薄い200万対応の桐箱もあります。
Q:結納金500万円が入る箱(入れ物)はどんなの?
結納金500万の場合、袋のタイプでは入れるのは当然不可能、箱になりますが箱の深さとしては6cm以上はないと入れるのは厳しい、もちろんお写真左側のような500万が余裕で入る深さの桐箱もありますのでご安心ください。
この記事を監修してくれた人
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結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。
時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。
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