結納飾りは紅白と決まっているのでしょうか?

結納飾りは本来「紅白」の和紙、金銀の水引が基本。しかしあえて紅白以外の物もいろいろとご提案させて頂いています。

写真は漆塗りに蒔絵が施された文庫箱に結納金を納めて持参する結納飾りですが、紅白ではなく白と朱の和紙。しかも白は生成りっぽい白を使っています。

その色合いをさらに大胆にアレンジしました。和紙は紫・ピンク・白の3色使い。特に白はラメの入った煌びやかなものを使用。また結んでいる水引は金銀ではなくピンクを使用。ついでに松竹梅の水引飾りも少し変えています。

“邪道”という意見もありますが、誰しも自分の好きな色には特別な思いがあるはずですし、思いを伝えるための色が紅白ではなく、自分の好きな色だとすれば、より気持ちが込めやすいのではないかと思っています。

そもそも結納は相手様への思いを最大限伝えるためのもの、それが自然にできるのなら紅白にこだわらなくても良いと考えています。

この記事を監修してくれた人

小林 憲司
小林 憲司結納ドットコム
結納ドットコム、ウェブマスター
1996年のホームページ開設以来20年間で年間平均1200件のべ2万件を超える結納品の通販実績を誇る。

時代のニーズに合ったスマートな結納の企画・製造・販売を手がける傍ら、冠婚葬祭に関するアドバイザーもつとめる。冠婚葬祭で悩める人々の救世主となることが第一の目標。

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